株式会社カレア
代表 田口善彦、矢口考介、佐藤愛子
の3名で座談会を開催しました。
careaの原点
- 田口
- さあ、それでは聞いていきますよ! まずは、みんなが介護の仕事に就いたきっかけを。
- 佐藤
- 私の場合は、生活環境が変わって仕事を改めて探すときに、 いろいろ振り返ってみたんです。 そのときに、大学の4年間ボランティアサークルで活動していたことを思い出して、 興味のあった福祉の仕事に就こうと考えたんです。
- 田口
- そもそもどうしてボランティアをしようと思ったの?
- 佐藤
- その時は、本当に、なんていうんですかね…… ただただ面白そうだと感じていました。 日本赤十字社の献血のサポートをしたり、 肢体不自由者の方とお買いものをご一緒したり、 学生主催で知的障害の子どもたちと遊ぶ会を開いたりとか。 大学生時代は本当にボランティアサークル一色で過ごしていました。
- 田口
- その時の経験を活かしてみたいと思ったわけ。
- 佐藤
- その通りです。
- 田口
- なるほど。矢口さんはどういうきっかけかな?
- 矢口
- そうですね。あらためて(笑)
志望した高校にちょうど福祉課が新設されて、
どうせなら資格が取れるところへ進もうと思いました。
調理の専門学校に進み、その学校が委託で入っていた病院に調理師として就職したのですが、 社の事情で介護部門に人事異動となりました。
- 田口
- もともと高校で福祉課で勉強して、福祉の資格を取って。資格取得もあると思うけどどうして福祉課を目指したの?きっかけは?
- 矢口
- そうですね。なんか面白いかなとおもって。小さい頃、家が商売をしていておじいちゃん、おばあちゃんに面倒を見てもらうことが多くて、そういうことも影響してるとおもいますよ。
- 田口
- これが今の矢口さんの介護のやさしさの原点なのかもね。
俺たちには厳しいけど(笑)
- 矢口
- そうですか?(笑)そのとおりでお客さんにはすごくやさしいと思います。
- 田口
- 介護(業界)に勤めてもう何年になるかな?
- 矢口
- 9年になりますね。
- 田口
- 佐藤さんは3年になるよね。では私、田口の経験を話しすると、
- 矢口
- 私が代わりに話しましょうか?
- 田口
- いやいや、間違ってるといかんから(笑)
私はもともと、介護というものじゃなくてバラ色のシニアライフというか、歳を重ねてもリタイアしても輝いていられる楽しめるサロンをつくってみたかった。自分も歳をとったときに楽しんでいられる場所。それこそ昔取った杵柄じゃないけれど、そういうものを活かせる仲介機能が必要だと思った。それが今、デイサービスの事業となっている。
会社に入社したときそれが頭にぱっと浮かんだがファイナンス事業をしていたので立ち消えにはなった。ある時、まだ介護保険がないときですが、介護の会社や業界を応援する新しいセクションの立ち上げに関わったわけです。それが昔イメージしたものとリンクして進んできました。
当時は介護施設と病院の併設が当たり前で、 介護施設といえば「併設型」だけだったんだけれど 「単独型」の必要性もささやかれ始めた。
これはゆくゆくは民間ビジネスになるなと。 だから、自分が起業するにあたり、 まずデイサービス事業から立ち上げました。
- 田口
- 矢口くんが対応してくれている「ドリームキャッチ」だとか
佐藤さんが対応してくれている「MCI(軽度認知症)診断」など、
現在の介護保険制度では枠外となっているサービスを提供できるような
新たな介護施設運営を、社会が求めていると思います。
最近では、農家さんやレストランとコラボレーションしたり 自分が展望していたものがカタチになりはじめている。 それらを、ご縁あって皆と一緒にやらせてもらえていることに感謝しています。
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